福岡空港で食べる本格派 博多やりうどん別邸 空港店

やりうどんの由来は「酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍(やり)を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士」
この福岡市の民謡・黒田節の歌詞にあるようです。
武将の母里太兵衛が、酒癖の悪い福島正則から「この大きな盃に入った酒を飲み干したら自分が持っている槍「日本号」をくれてやる」と無理強いされたが、見事にその酒をぐいぐいぐいと飲み干し、槍を奪った…そんなお話。

豪傑・母里太兵衛に習い、長いごぼう天を豪快にガブっと口に入れたら喉の奥に刺さり、ガホっとなりました。食べる際はどうぞお気をつけください。

ごぼう天は外サクサク！中はポリポリ。絶妙な揚げ加減。そしてゴボウ天のサクッ！の次に食べる、柔らかくモチっとしたうどんとの相性が素晴らしい。そして極めつけは美味しすぎる出汁。

焙煎焼あご・煮干し・鰹節・うるめいわし節・さば節 から作られたうどんスープは、今まで飲んだことがない旨味爆発のスープでした。
「長いごぼう天のインパクトを売りにしたお店なのかな~」などと軽く考えていた自分に往復ビンタをくらわせたい。福岡空港へお越しの際はぜひ、博多やりうどんで「本格派 博多うどん」を味わって下さい。絶対に行って欲しい名店です。