福岡グルメと言えば「鶏の水だき」が有名ですが、夜しか営業していなかったり、結構高額なお店も多いです。
「新三浦」さんでは、鶏の水だきをランチでお手軽にいただけます。
本場の水だきは想像以上の美味しさ
スープはなんと創業の明治43年から継ぎ足してきたこだわりのモノ。
鶏のガラを10時間以上炊き旨味すべてが溶け出した濃厚なスープと、鶏のぶつ切りを柔らかく炊いた透明なスープ、その2つをブレンドすることによって濃厚かつあっさりとした新三浦の伝統のスープが出来ているそうです。
濃厚なのに鶏の臭みが一切無く、本当に想像以上の美味しさでした。
濃厚なスープは、あえて調味料を入れていません。鶏肉は別皿のポン酢につけて食べます。肉はホロホロと柔らかく、口に入れるとすぐに骨から身がほぐれていきます。
郷土料理「がめ煮」が小鉢でついています。筑前煮のことを博多ではがめ煮と呼び親しまれているようです。スープ雑炊定食の小鉢は「おきゅうと」。エゴノリという海藻を使ったトコロテンに似た食べ物で、福岡の人には定番として親しまれているそうです。めずらしい小鉢もついた定食は本当におすすめ。
お店の雰囲気、スタッフの対応も良く、落ち着いた雰囲気で美味しい食事を頂けました。