福岡観光で屋台は必ず行きたい。中洲・天神・長浜の3エリアの場所と特徴について

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福岡の屋台

ふくおかのやたい

営業時間
18:00頃-翌2:00頃

定休日
無休

100店舗以上が並ぶ日本最大級の屋台街。
不思議と見知らぬ人とも言葉を交わしてしまう座席の距離感と開放的な雰囲気は屋台独特のもの。

福岡の屋台の場所と特徴

「中洲」「天神」「長浜」 大きく分けて3つのエリアに分かれています。

中洲の屋台

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中洲の屋台
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中洲の屋台 (出典:福岡市HP)

中洲は那珂川(なかがわ)と博多川に挟まれた中州に位置する日本有数の歓楽街。東京の新宿・歌舞伎町、札幌・すすきのと合わせて「日本三大歓楽街」と称されます。
中洲、那珂川沿いに立ち並ぶ中洲の屋台街は、ネオンの明るい夜の下、にぎやかな屋台街になっています。
観光客が多く、屋台のスタッフも若い方の多いエネルギーにあふれた屋台街。
ラーメン、餃子、焼きとり、土手鍋、天ぷら、明太子、その他にもいろいろなグルメが楽しむことができます。

天神の屋台

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天神の屋台 (出典:福岡市HP)
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天神の屋台 (出典:福岡市HP)

九州一の繁華街と言われている天神エリア。このエリアにも夜になると屋台が並びます。
昼間も人の多い地区ですが、夜に屋台が出始めると、その屋台を目当てに人々が集まってきます。警固公園北側の昭和通りや東側の渡辺通りなど、エリア全体にいっせいに屋台が立ち並び、九州一の繁華街にふさわしい圧巻ぶり。サラリーマンや若者など多くの人たちに親しまれています。
多くの屋台がでていますので中洲同様にいろいろなグルメを楽しむことができますよ。

長浜の屋台はピンチ

地図には実店舗も表示されています

長浜ラーメン発祥の地、福岡市・長浜の屋台街。福岡市中央卸売市場鮮魚市場のやや南に位置します。
以前は「ラーメン屋台」で賑わっていたようですが、近年は中洲や天神が屋台の中心地域となり、長浜地区の屋台は数軒しか残っていません。
屋台は少なくってきていますが実店舗のラーメン店も多いこちらのエリア。細麺、替え玉の発祥である「元祖長浜屋」はこちらのエリアにあります。

オススメは天神の屋台。本場のラーメンを味わうなら長浜へ

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天神の屋台 (出典:福岡市HP)
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昼間は倉庫でお休み中

3つあるエリアの内、僕がオススメするのは天神の屋台です。天神は屋台の数も多いので、食べたいグルメや雰囲気の良さそうなお店、空席のあるお店を選ぶことができます。交通の便も良く価格も良心的なお店が多いです。
年配の方がされている屋台が多く、大将と地元のお客さんとのこてこての博多弁に耳を傾けながらゆったりとお酒を呑んでみてはいかがでしょうか。

一方、ネオンと那珂川に囲まれた中洲の屋台の光景は非常に綺麗で圧巻。「これこそ福岡の屋台だな。」という感じですが、いざ屋台に近づいてみると観光客でいっぱいで多くの人でごった返しています。お店だったり混雑具合にもよりますが人がいっぱいなのでゆっくりと食事できません。さっと食事をすませてさっと帰る。中洲はそういうスタイルなのかなと思います。値段も少し高めのお店が多いので地元の方も中洲にはあまり行かずに天神に行くことが多いようです。

さて、長浜の屋台ですが、最近は屋台の数が少なくなっており数軒しか残っていません。屋台・実店舗にこだわりなく本場の「長浜ラーメン」を食べる目的としてオススメです。
長浜ラーメンは豚骨主体の乳白色のスープと極細麺が特徴。競りなどで忙しく時間がない魚市場の人たちのために、素早く提供出来るように麺を細麺にして茹で時間を短縮。細麺は伸びやすいため、麺の量は少なくしてお替わりが出来る「替玉」を考案されたようです。少し繁華街から離れているのがネックですが1度は本場の長浜ラーメンを食べてみてはいかがでしょうか。

ちょろっと勉強。「中洲とは?」

「中洲」とは、川の中において、上流から供給された土砂などが堆積し、陸地となっている地形のことである。川の中に中にある陸地(島)なので川中島ともいいます。
福岡中洲もその名の通り、那珂川の中にある陸地です。もともと那珂川には中洲はありませんでしたが、西側の博多と東側の福岡をつなぐために、江戸時代に那珂川に土砂を積んで整備したのが始まりです。現在は南西側を那珂川、東北側を博多川と呼んでおり、挟まれた場所が「中洲」です。