どーも。最近キャンプに目覚めたChoroです。アウトドア用品が増え車内が少しごった返してきたので、天井に収納棚を作りました。
板は、ベッドキット を作ったときに余った端材を活用。格安で満足のいく収納棚に仕上がったので、その様子を紹介します。
収納棚の構造
37cm×105cm×厚み9㎜ の板に、片サドルが4個。

サイドバーに、片サドルをはめ込むだけで収納棚が出来ます。

サイドバーを取り付ける方法は、参考記事 ↓ をご覧ください。
参考記事

棚板と天井のいちばん高い位置との間は、およそ17cm。

天井のいちばん低い位置との間は、およそ12cm。

12~17cm幅でも、荷物はたっぷり収納できます。
材料と費用
合計1,882円
材料 | 金額 |
---|---|
【収納棚】 | |
木の板(37cm×105cm×厚み9㎜) | – |
黒色の水性塗料(100均) | 110円 |
片サドル 4個 | 154円 |
ナベ頭小ネジ 4個 (片サドル用) | 44円 |
六角ナット 4個 (片サドル用) | 20円 |
ネジ 6個(木の板の張り合わせ用) | – |
木工用ボンド(木の板の張り合わせ用) | – |
【落下防止バー】 | |
イレクターパイプ 120cm(H-1200 S BL) 2本 | 974円 |
パイプのカット代(120cm → 114.5cm)2本分 | 220円 |
ジョイント (J-59C S BL) 4個 | 360円 |
マスキングテープ | – |
1,882円 |
※ 端材やボンドなど家にあったものは費用に入れていません
作り方
板を用意して色を塗り、片サドルを取り付けるだけの簡単作業です。
棚板を作る
棚板のサイズは、37cm×105cm 板の厚みは9㎜です。

僕の場合、サイドバーの間の距離がおよそ105cmだったので長さは105cmに決定。幅は端材がたまたま37cmだったので、そのまま使いました。
棚板のサイズはあくまで参考です。ご自身の車に合った棚板を作って下さい。
余っている端材の長さが91cmしかなかったので、今回は91cmの板に14cmの板を継ぎ足して105cmにするという荒業を使います。

このような完成イメージ。板の下部に接続用の板をくっつけます。

切り出した板に塗料を塗ります。塗るのは片面だけでOK。

塗料が乾いたら、本体用の2枚の板(91cmと14cm)を繋ぐようにボンドでくっつけます。

接続用の板にボンドをたっぷり塗ります。

2枚の板のつなぎ目に貼りつけ、重しをのせてボンドが乾くのを待ちます。


乾いたら下穴を6ヶ所あけてから、ネジで固定。

2枚の板を荒業でつなげ、37cm×105cmの一枚板にしました。

裏側も塗料を塗ります。

塗料を塗る前に、つなぎ目をヤスリでなめらかにします。

しっかり乾かせて、棚板が完成。

100均の塗料でも、なかなか高級感のある仕上がりになりました。
片サドル取り付け
次に棚板に片サドルを取り付けます。片サドルとは、パイプを板や壁面に固定する部品です。
棚板に下穴を開け、ネジとボルトで片サドルを固定。4ヶ所に取り付けます。


※サイドバーに上手くはまるか、位置を事前に確認してから取り付けましょう。
サイドバーにはめ込む
棚板に付けた片サドルを、サイドバーにはめ込んで収納棚の完成です。

下から見るとこんな状態で、片サドルがサイドバーにはまっています。

荷物を置く
では、完成した天井収納棚に荷物を置いてみましょう!収納したいのは、銀マット×2個・イス大×2個・イス小×2個・テント・寝袋 です。

全てのせることができました。

落下防止バーを取り付け
しかしこのままだと、運転中に荷物がすべり落ちる可能性があります。そこでイレクターパイプの登場。

落下防止バーの構造
イレクターパイプ 120cm(H-1200 S BL)に、ジョイント((J-59C S BL)を差し込むだけ。これをサイドバーにはめ込むことで、荷物の落下防止バーになります。

イレクターパイプのカット

120cmのイレクターパイプを、114.5cmの長さにカットします。僕は購入したジョイフルホンダで、カットしてもらいました。

長さは、あくまで参考です。
イレクターパイプをジョイントに差し込む分も計算に入れ、実際にサイドバーにはめ込むことが出来る長さを計算して下さい。
イレクターパイプは、直径28mm・厚0.7mm です。切断能力がそれに相当するパイプカッターがあれば、自分でカットすることもできます。
サイドバーにはめ込む
カットしたイレクターパイプにマスキングテープを半周貼り、ジョイントを差し込みます。マスキングテープを巻くことですき間が無くなり、しっかり固定されます。

サイドバーにはめ込みます。

この時向きに注意してください。下からはめます。

上からだと下写真のように、バーが低い位置になるのでガードの役割を果たしません。

下からはめると、下写真のように高い位置にきてくれます。

前にも落下防止バーを取り付け。これで前後とも、荷物がずり落ち心配なし!

ということで、落下防止バー付き収納棚の完成です。
落下防止バーのはまり具合が少しゆるいようです。運転の振動で棚の荷物が、バーを前方に押していました。そこで、バーが動かないように滑り止めマットをはさむことに。

これで完全に動かなくなりました。問題なく落下防止バーの役割を果たしてくれています。

滑り止めマットは100均(ダイソー)の商品です。
最後に
アウトドア用品が増え、下の収納スペースはこのとおり荷物がいっぱいでした。

今回、天井に収納スペースを作って大正解。余り板を活用しつつも、見栄えの良い収納力抜群の良い棚が作れたと思います。

というわけで、今回は天井に収納棚を作った模様をお送りしました。車内が荷物であふれかえっている方、よかったら参考にして下さい。