プラーベートキャンプ場で、BBQやDIYを楽しんでいるChoroです。
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今回はキャンプ場で使っている、整地用具やキャンプ道具を収納する物置きを作ったので紹介します。
物置きの概要
物置きの主な材料は、野地板と1×4材です。
屋根は耐衝撃性に優れているポリカ波板。前方向に傾斜した「片流れ屋根」になっています。
ではさっそく作ります。まずは、下準備から。
下準備
材料のカットと塗装。設置する場所の整地をするなどの下準備をします。
材料のカットと塗装
波板と木材をそれぞれ必要な寸法にカット。垂木(たるき)をはめ込む木材に、コ型欠き込み加工をします。
材料・コ型欠き込みの方法など、詳しくは前回記事↓ をご覧ください。
前回記事
整地
物置きのサイズはおよそ、幅1590mm・奥行910mm。それをふまえ、整地面積とコンクリートブロックの位置を決めます。
設置場所を平らに整地し、地面を踏み固めます。ブロックの間に長板をのせ、水平器で水平をチェック。物置きが傾かない程度に平らになればOKとします。
水平器はその本体の長さが長いほど、広い範囲の水平をチェックすることができます。380mmの水平器は、短すぎず長すぎず、丁度良いサイズ でおすすめです。
組み立てる
材料が揃い、設置場所も整えて下準備は完了。次は組み立てです。こちらが物置きの材料。
物置きの組み方はとてもシンプル。角材と1×4材で作ったフレームに垂木をのせ、野地板と波板を張るだけです。
フレームを作る
角材にコ型欠き込み加工をした1×4材をつけます。
垂木
垂木を、コ型部分に叩き入れます。玄能でトントン!
ここで問題発生。コ型欠き込みの幅を広く取りすぎ、垂木のはまり具合がゆるい個所がありました。こうならないように、墨線の内側に切込みを入れたはずなんですが…。
仕方なく、木ネジを斜め打ちすることに。
少し問題はありましたが、無事に垂木が入りました。
波板をはる
傘釘で波板を張ります。
ポリカ波板(プラスチック素材)は、必ず下穴を入れてから傘釘を打ちます。そうしないと割れます。下穴の大きさは、傘釘の直径より1~2㎜程度大きめです。
傘釘は必ず山側に打ちます。これは後から知った事で、当日は適当に打っていました。
傘釘を打つ場所は次回から気をつけるとして、とりあえずこんな感じで張り終えました。
野地板をはる
野地板を張っていきます。
と、ここで電動ドライバーのバッテリーが少なってきたので、充電地を交換。
屋外で電動工具を使うときは、必ずポータブル電源を持っていきます。
ポータブル電源のおかげで充電地の残量を気にせず作業ができ、快適に屋外DIYを楽しんでいます。
作業再開。 野地板と野地板との間隔は、およそ4㎝です。
その幅にカットした端材を2つ作っておくと、位置決めが簡単。
1枚めの野地板を張り終えたら、端材を左右にかまして次の野地板を置きます。これで、均等な間隔で野地板を張ることができます。
完成
少し失敗した部分もありましたが、無事に完成。
下は地面のままでもよかったのですが、端材で作ったパレットを置いてみました。
木ネジを打ち付けただけのフックに、いろいろ吊るして収納。手作りの物置きだとアレンジ自由自在。
余った野地板で棚も作ってみました。重いものは乗せないのでL字金具は使わず、後ろから木ネジで固定しているだけ。
レーキやクワは野地板に引っ掛けて収納。すぐ落ちないか不安でしたが、かなり安定しています。
最後に
いままで、適当な場所に放ったらかしにしていた道具たち。
物置きに全て収納することができて、よかったです。
物置きにかかった費用はおよそ1万円。作業日数は2日です。簡単な物置きを作りたいと思っている方、よかったら参考にしてみて下さい。
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