出汁は顆粒タイプでお手軽に、そして巻くのは最後だけ。とっても簡単に作れるだし巻き卵のレシピをどうぞ。
材料 (2人分)
卵(Mサイズ)3個
水大さじ4 (60g)
和風だしの素小1/4 (0.8g)
塩小1/4 (1.5g)
醤油小1/4 (1.5g)
みりん小1/4 (1.5g)
作り方
- ボウルに卵と調味料を全て入れ、しっかりと混ぜ合わせる。
- 卵焼き器を中火で熱し、十分に予熱する。
- サラダ油を適量入れ、キッチンペーパーで全体に油をなじませる。
卵液の1/4を全体に流し入れる。
半熟になったら、奥から手前に寄せる。(巻かない)
奥の空いた所に油をなじませ、同じ量の卵液を流し入れる。
手前に寄せた玉子を持ち上げ、下にも卵液を行き渡らせる。
半熟になったら手前に寄せる。
奥の空いた所に油をなじませ、同じ量の卵液を流し入れる。
先程と同じように手前に寄せた玉子を持ち上げ、下にも卵液を行き渡らせる。
半熟になったら手前に寄せる。
最後は手前に寄せた卵を奥へ移動。手前の空いた所に油をなじませる。
残りの卵液を全て流し入れ、奥の玉子の下にも卵液を行き渡らせる。
半熟になったら、奥の玉子を手前に倒しながら巻いて完成。
- 〈卵液の混ぜ方〉
箸をボウルの底につけたまま、すばやく縦横に切るようにして混ぜる。
- 〈予熱が重要〉
予熱をしっかりする事が、だし巻き卵をふっくら焼き上げる重要なポイント。銅板に蓄えられた熱で、均一に火を通すことが出来ます。
予熱の目安は、箸先に卵液を少し付け卵焼き器に落とすと、ジュー!という音がしてすぐに卵液が固まるくらいです。
- 〈最後巻き〉
卵液は4回に分けて焼きます。①②③は巻かずに手前に寄せて、とろとろの状態をキープ。最後④は巻いて表面だけを焼き固める「最後巻き」これがふわふわに仕上がるポイントです。
簡単に作れるだし巻き卵のレシピを紹介しました。最後に、卵焼き器の紹介もさせていただきます。
銅製玉子焼器でふわふわのだし巻き卵
家庭で使われる卵焼き器はテフロン加工のものが多いと思います。テフロン加工のフライパンは、食材がこびりつかないのが魅力。しかし、使い続けるうちに表面のコーティングが剥がれてしまう事が難点です。
そこで、おすすめしたいのが『銅製の卵焼き器』です。テフロン加工のものと違い、ちゃんとお手入れして使えば一生使えるのが銅製の卵焼き器の良いところ。
さらに、銅は熱伝導性が高いので卵液にムラなく火が入り、ふわふわのだし巻き卵を作ることができるんです。
僕が使っている卵焼き器は「丸新銅器」関西型 13.5cm。
小ぶりサイズで軽く、扱いやすいので気に入っています。ちなみに、関西型は長方形で関東型は正方形です。
銅製の卵焼き器は見た目も美しいので、眺めているだけでテンションが上ります。最初は難しく感じるかもしれませんが、機能良し見ため良し!の銅製卵焼き器を使って、ひと味違った出汁巻き玉子を作ってみて下さい。