作り方は簡単なのに確実に美味しい。牛乳や生クリームを使わない本場のカルボナーラです。
ソースを湯煎するのがポイント。とろ~りなめらかなソースになります。濃厚なチーズと玉子のコクを十分に味わって下さい。
材料 (2人分)
スパゲッティ200g
ベーコン(1cm幅カット)3枚 (60g)
卵2個
パルメザンチーズ大さじ5 (30g)
・粗挽きコショウ (仕上げ用)適量
作り方
1.5Lの水に15gの塩を入れ沸騰させる。パッケージに表記されている時間を目安にパスタを茹で、ザルにあげる。
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ボウルに卵2個・パルメザンチーズ大さじ5 (30g) を混ぜ合わせる。
パスタの茹で汁を使い、湯煎する。
フライパンにサラダ油大1(分量外)とベーコンを入れ、カリッとするまで炒める。
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パスタを入れ、よく混ぜ合わせる。
火を止める。
湯煎したチーズソースをもう一度よくかき混ぜてから入れ、全体に優しく混ぜ合わせる。
器に盛り付け、粗挽きコショウをふって完成。
湯煎することで、口当たりがなめらかなソースになります。ダマが消えてカスタード状になるまで、しっかりと混ぜて下さい。
ベーコンの脂とパスタについた茹で汁をしっかり混ぜ合わせ、乳化させます。ソースがとろりと白っぽくなればOK。次に加えるチーズソースがよく絡み、濃厚な味わいになります。
必ず火を止めてから、チーズソースを加えて下さい。加熱すると、卵がスクランブルエッグのように固まってしまいます。
イタリアのカルボナーラ
イタリアへ旅行に行ったとき、数カ所のレストランでカルボナーラを食べました。これが日本で食べていたものと明らかに違っていてびっくり。濃厚なチーズの旨味が口いっぱいに広がり、鼻に抜けていくときの幸福感…。
「カルボナーラってこんなにthe・チーズ なのか!」と衝撃を受けました。
後から調べてみると、イタリアでは牛乳も生クリームも使わないんですね。チーズはパルミジャーノレッジャーノ。具はベーコンではなくグアンチャーレを使うそう。
牛乳が入って口当たりがまろやかなカルボナーラも、それはそれで美味しいんです。でも、the・チーズ!のカルボナーラを食べてしまったら、もう牛乳入りには戻れません。
このレシピは、イタリアで食べた味を思い出しながら作ったものです。グアンチャーレは入っていませんが、牛乳や生クリームを使わない本場(風?)のカルボナーラをお試し下さい。