完全プライベートなキャンプ場作り。チェンソーにも挑戦!

Snapshot 49 - 完全プライベートなキャンプ場作り。チェンソーにも挑戦!

キャンプ場でハンモックに揺られたいChoroです。目的に向かって今日も笹を刈りまくり!初めて使ったチェンソーの感想も書いています。

ここまでの話

Aさんから「使ってない山があるからキャンプに使う?」というありがたい提案を受け、プライベートキャンプ場作りを始めました。

前回の話はこちら↓からどうぞ。
before after 520x300 - 完全プライベートなキャンプ場作り。チェンソーにも挑戦! 整地の工程は3つだけ。「刈る」「除去」「土ならし」を 初心者が実践

駐車スペース

何も知らない初心者が、草刈り機の操作を覚えることからスタートした前回。

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整地のための3つの工程「刈る」「除去」「土ならし」を経て、なんとか駐車場ができました。

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一週間後の様子

そして整地から一週間が経過。小さな笹が、1本ポツン。全て掘り起こしたつもりでしたが、地下茎が残っていたんですね。

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頑張って生えてきたところ申し訳ないですが、速攻で引っこ抜きます。

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無事に車を入れることができたので、今回はさらに奥へと整地作業を進めていきます。

キャンプ場作り

雑木林の敷地面積は約1500坪。駐車場として整地したのは、そのうちのわずか5坪です。

Parking Lot.j - 完全プライベートなキャンプ場作り。チェンソーにも挑戦!

たった5坪でも大変だったことを考えると、奥まで整地するのは現実的ではありません。ということで整地する広さをだいたい決定。

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広すぎるキャンプ場は落ち着かないからコンパクトに。そして道路からは見えない、秘密基地みたいな感じを目指します。

では、計画がたったところで整地スタート。刈って刈って刈りまくり。

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草刈り初心者でしたが、今ではけっこう上手くなりました。草刈りは何時間でもできる楽しい作業です。

必須アイテム3つ

しかし楽しい草刈り機タイムの後は、過酷な「除去」の工程が待っています。そんな苦行に無くてはならないアイテムは3つ。

必須
  • 熊手(くまで)
  • 手箕(てみ)
  • 竹挽鋸(たけびきのこ)

① 熊手

1つめはガーデンレーキとも呼ばれる熊手。大量に出た刈り草をかき集めるために、コレがないと始まりません。

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爪先の素材は竹やプラスチック製もありますが、整地に使うなら金属製がおすすめ。刈り草を集める用途の他、地面をならす時にも役立つからです。

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前回使っていた熊手は酷使したせいか、爪が1本取れてしまったので新しいものを購入しました。爪幅を調節できるタイプはかなり便利です。

大量に刈り草を集めたいときは爪幅を大きくします。幅を小さくすると狭い場所でもスムーズに作業ができ、引っかかりやすい根もきれいにかき取ることができます。

② 手箕

2つめは刈り草を運ぶための手箕。一度にどっさり乗せることができるので、捨場に行く回数を減らせます。

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サイズは大小ありますが、大きいほうが絶対に便利。

手箕は地面をならすときにも、土の運搬に活躍します。

③ 竹挽鋸

3つめの必須アイテムは竹挽鋸です。刃渡り270mmの竹挽鋸はかなり耐久性があり、竹以外の枝や木の根も問題なく切断できています。

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除去作業2回めにして気づいたことは、地中に残っている茎や根の除去は、スコップやクワで掘るよりも手鋸が早い ということ。

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まず、掘り起こしたい茎の周りを手鋸でザクザクと刺すように掘ります。そして地中深くでガシガシ切ると、太い茎でも根こそぎ取れることが分かりました。スコップを使うよりラクに作業できます。

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刺さりそうな笹の茎や引っかかって転びそうな根を探し、手鋸でひたすら掘り返して除去。手鋸にチェンジして少しマシになったとはいえ、やっぱりこの工程がいちばん疲れます。

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きりがないので、このエリアはこんな感じで終了。次は倒木エリアのを除去作業。

初めてのチェーンソー

笹を全て刈り取ると、細い木が何本か倒れているのが見えてきました。

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この2本の倒木は枝同士が絡まっているせいか、押しても引っ張っても全然取れません。いよいよチェーンソーの出番のようです。

使ったチェーンソーは、電動式や充電式よりもパワーがあるエンジン式。しかしパワーがあるということは、その分危険度も高くなります。

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保護具

チェーンソーの使い方を教えてくれた方からも「必ず保護メガネと保護グローブ、そしてできれば安全靴とチャップスを着用するように」と言われました。

チェンソー用のチャプスは主に下半身を保護するもので、ズボンの上から巻きつけるように着ける保護服です。

チェンソーによる自傷事故の多くは下半身に集中しているそうです。チャプスを着用することで大事故から身を守ることができます。

チャプスではカバーできない、足先を守ってくれるのが安全靴。つま先部分に先芯(さきしん)という硬い芯材が入った作業靴です。

先芯の素材には樹脂先芯や鉄鋼芯などがありますが、強度がある鉄鋼芯は樹脂先芯よりも安全性が高くなります。

このように、チェンソーを使用するときは保護具が必須だと助言をしてもらいましたが、今日は細い幹を切るだけなので、保護メガネとグローブだけで作業します。

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チェーンソーは必要?

今回初めてチェーンソーを使った感想は「意外と手間と時間がかかる」ということ。

まず、使う前にチェーンの緩みのなどの点検を行います。これを怠るとチェーンが外れて自分の方に飛んでくる危険があります。

点検の他、燃料とチェーンオイルを入れるのに手間取ったうえ、やり方が悪いのかエンジンをかけるのに、めっちゃ時間がかかりました。

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そして、チェーンソーって早く切れるものと思っていたのですが、意外とゆっくり。同じ太さの幹を手鋸で切ったところ、手鋸の方が早かったくらいです。

チェーンソーは使い方次第では、致命的な傷を負う危険な工具。そんなリスクを背負ってまで、素人が使うものではないのかもしれません。

チェーンソーはやめて手鋸で絡まっている枝を切ったところ、無事に片付けることができました。

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周辺に落ちた枝もきれいに除去します。

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立ち木を何本も伐採するなら話は別ですが、趣味程度の整地にチェーンソーは必要なかったようです。

今日はこれで作業終了。

次回の予定

今回、笹を刈った面積はおよそ200平米。

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まだ地中に茎や根が残っていますが、それは追々作業します。水色で囲った部分が次回、重点的にきれいにする予定の場所です。

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この2本の木が気に入ったので、この周辺をBBQ場所にしたいと思っています。では今日はここまで!

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Snapshot555 520x300 - 完全プライベートなキャンプ場作り。チェンソーにも挑戦! キャンプ場の整地ひとまず終了。地面の水平は水平器でチェック!