幸運にも「使ってない山があるからキャンプに使う?」と言ってくださる方と出会い、キャンプ場作りを決めたChoroです。
雑木林を整地する
前回は「張り切って、このジャングルを開拓していきます!」と宣言して終わりました。しかし後から調べたところ「開拓」ってなんかスケールがすごそうです。
開拓(かいたく)とは、未開の地に分け入り住居や農地を造り、森を林に変え、社会基盤である道路、鉄道や治水また安定的な水の供給を図り最終的に社会や街や都市を形成していく初期の過程を指す。
引用:wikipedia
そんな大それた事は無理なので、開拓は取り止め。雑木林を「整地する」に変更しました。
整地(せいち)とは?
整地の意味を調べたところ、建設業では建築などに適するよう土地を平らにすることを指し、農業では作物栽培のために土地を耕すことを意味するそうです。
今回は建築も栽培もしませんが、雑木林の雑草を刈り取り「地面を平らに整える」整地を行いたいと思います。
目指すゴール
雑木林を整地して何がしたいのかと言うと、目的はひっそりとキャンプを楽しむこと。目指すゴールは、プライベートキャンプ場の設置 です。
設置予定の場所は、田畑が広がるエリアにある山林の真ん中。
航空写真で見ると両サイドは木が密集していますが、ココだけはなぜか少なめ。この長方形の土地が全て使っていい場所です。
敷地面積は およそ1500坪で畳2000枚分に相当 します。ひっそりキャンプにはあまりにも広すぎますね。
とりあえず今のところは「車が通れる道と、その先にテント1つがゆったり張れるくらいのスペースを整地する」を目標にします。
整地に必要なもの8選
雑木林を整地すると決めましたが、何せ経験値0なので何をするべきか全く分かりません。
まずは必要な物を調べ、次回に備えます。初心者が考えた必要なものリストがこちら。
- 安全な服装
- 草刈り機
- 手鋸
- 熊手
- てみ
- ショベル
- 鍬
- チェーンソー
安全な服装
これから整地しようとしている場所には、背丈ほどの草がボーボーに生えています。
草だけではなくトゲを持つ低木も生えていたので、長袖・長ズボン・グローブを着用し、完全装備で草刈りに挑みます。
手足だけではなく顔もできる限りガードしたいので、マスクやゴーグルも必須です。
草刈り機
下見で確認したところ、林床は笹に覆われていることが分かりました。広範囲に生える笹を全て手で苅るなんて到底無理なので、草刈り機は絶対に必要なアイテムです。
手鋸
草刈り機の補助として手鋸も用意します。笹を苅る手道具といえば笹刈鎌ですが、今回は竹挽き鋸を購入。
竹挽き鋸は竹の繊維を綺麗に切断する為、木材用よりも刃のエッジが鋭いそうです。笹だけでなく、枝切りにも使えそうなのでこちらをチョイスしました。
熊手
草刈り機で刈り取った草を集める道具も必要ですね。
普通のほうきだと土も一緒に掃いてしまうけど、熊手を使えば効率よく草だけを集めることができそうです。
てみ
かき集めた草の移動には手箕(てみ)を使う予定です。手箕とは、脱穀の際に籾(もみ)と殻などのゴミを選別し、取り除くための農具。他にも落ち葉拾いや、土を運ぶのにも使われます。
今回は大量の笹を苅るので、普通のチリトリよりも多くすくうことができる手箕が活躍してくれると思います。
ショベル
ショベルは雑草を刈り取った後、地中に残った根を掘り出すために使います。
先端がスコップのようになった角型タイプのショベルもありますが、先が尖った剣型の方が土堀りにはよさそうです。
鍬
鍬(くわ)は、土を掘り起こし地面を平らにする時に使います。「平鍬」とよばれる、先端に長方形の1枚刃がついているものがスタンダード。
平鍬よりも刃が分厚く、固い地面に適した「唐鍬」もありますが、重そうなので平鍬でいきたいと思います。
チェーンソー
雑木林の手前は主に笹薮ですが、その奥には大木も生えています。よほど邪魔でない限り立木の伐採はしないと思いますが、倒木の除去が必要かもしれないので、一応チェーンソーも準備したいです。
最後に
経験値0の初心者が、雑木林の整地に必要な装備を考えてみました。草刈り機は借りることができそうなので、使い方をビシッと習得してレベルアップする予定です。
次回は、今回立てた目標「車が通れる道と、その先にテント1つがゆったり張れるくらいのスペースを整地する」 の達成に向け頑張ります。
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