市販のタコ焼き粉やソースを買わなくて大丈夫。家にあるシンプルな材料で、外はカリッ!中はとろ~り お店みたいな美味しいタコ焼きが焼けます。
生地がダマにならない混ぜ方や、まん丸に焼く方法も紹介。
材料 (約30個分)
タコ160g
(生地の材料)
卵3個
和風だしの素大さじ1 (9g)
しょうゆ小さじ2 (12g)
みりん小さじ2 (12g)
・水500cc
・薄力粉130g
(タコ焼きソース)
とんかつソース大さじ3 (45g)
しょうゆ小さじ1 (6g)
ケチャップ小さじ1 (5g)
作り方
まずは下準備から。生地は3時間ほどねかるので、時間に余裕をもって準備します。
- ボールに卵・和風だしの素・しょうゆ・みりんを入れ、泡立て器でしっかりかき混ぜる。
- 水を全部注ぎ入れ、混ぜる。
- 薄力粉を2~3回に分けて入れ、その都度しっかりかき混ぜる。
- 冷蔵庫で3時間~6時間ねかせる。
玉子 → 水 → 粉 この順番で混ぜると、絶対にダマになりません。最初は薄力粉が水面に浮いていますが、混ぜていくと消えます。浮いている粉が無くなるのを目安に、しっかり混ぜましょう。
生地はねかせることで、粉と水がなじみ滑らかな生地になります。なので最低3時間は寝かせます。
- とんかつソース大さじ3(45g)・しょうゆ小さじ1(6g)・ケチャップ小さじ1(5g)を混ぜる。
タコは約2cm角 (5g)くらいに切り分けると、ちょうど良いサイズになります。
青ねぎ・紅しょうが・天かす・桜えび ・ソーセージ・餅・チーズ・キムチなど、お好みの具材を切って用意。
下準備が終わったら生地を焼きます。上手に焼くポイントはとにかく火加減。表面カリッ!中とろりを目指します。
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鉄板を十分に熱する。
1つの穴に油を半分強入れ、キッチンペーパーで他の穴に油をひろげる。
穴いっぱいに生地を流し入れる。
注ぎ口がついた軽量カップを使うと、きれいに注ぐことができます。
タコをいれる。青ねぎや紅生姜など他の具もお好みでどうぞ。
具を入れ、穴から生地をあふれさせます。鉄板が見えなくなるくらい、まんべんなく生地を行き渡らせましょう。
あふれた生地の方が固まったら、箸などを使って剥がし、穴の生地に入れていく。
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鉄板の上にあふれた生地を、全て穴に入れきれいにしたら、たこ焼きをひっくり返す。
穴の周囲をグルリとなぞる様に竹串を入れ込むと良いです。箸を使ってもできます。
何回かクルクルと回転させて、全体をムラなく焼く。表面がきつね色になればOK。お好みで、ソース・かつお節・青のりなどをトッピングして完成。
鉄板はうっすら煙が出るくらい十分に熱して下さい。油の量は穴の底に2~3mmたまるくらいしっかりと入れると、表面がカリッと仕上がります。
あふれた生地を穴の中のに入れることで生地量が増え、まん丸タコ焼きになります。
天かすを入れると同じような効果がありますが、あふれた生地を入れるだけで、十分ボリューム感のあるたこ焼きに仕上がりま す。
この時、簡単に返せないようなら、たこ焼きの表面がまだ固まってない証拠。返すのを止め、触らずにしばらく焼いてください。
あると便利なグッズ
家で本格的なたこ焼きを作るには、鉄板を十分に熱し、油をしっかりと入れることがポイントでした。そのポイントをふまえ、たこ焼き作りにおすすめのグッズを紹介します。
耐熱の計量カップ
たこ焼きの生地を注ぐときは、プラスチック製のものよりガラス製をおすすめします。
油をしっかり入れることがカリッと焼けるポイントでしたが、油が多いと生地を流し入れる時に油がはねる場合があります。そうなっても耐熱ガラスのカップだと安心。
油がついてもプラスチック製に比べガラス製だと、汚れが落としやすいのも良いところです。
鉄製のたこ焼き器
たこ焼き器はだんぜん直火の鉄板がおすすめです。卓上電気タイプはお手入れがラクなんですが、直火の鉄板で焼いたものと比べると表面の焼き上がりがいまいち。
鉄製のたこ焼き器は鉄板を十分に熱することができるので、強い火力で表面はカリッと中はトロッとした本格的なたこ焼きを作ることができます。
油に強い耐熱の計量カップとカリッと焼ける鉄製のたこ焼き器を使って、ぜひお家でお店みたいなたこ焼きを焼いて下さい。