デイキャンプにハマり、コツコツと道具を揃えているChoroです。最近あらたに購入したのが、グランドシートです。
今回はこのグランドシートにハトメを付け、サイドシートとしても使えるようにしました。満足のいく仕上がりになったので紹介します。
サイドシートの役割
タープ用サイドシートは絶対に必要です。その理由は3つ。
- どこでも陰をつくれる
- 風をよける
- 目隠しになる
サイドシートは必須アイテム。しかしキャンプ初心者の僕は、タープテントさえあれば大丈夫だと思っていました。その結果がこちら。
ご覧のとおりテント内の半分しか影が作られていません。横からの日差しは、タープの屋根では防ぐことができないんですね…。例えば夏の正午だと、太陽は真下に近い位置に影を落とすのでタープだけでもOK。
しかし当然ながら季節や時間によって、日が差し込む位置は変わります。でもサイドシートがあれば、どの角度から日が差しても影を作ることができます。
そして風の強い日や、砂ぼこりがたつような場所でもサイドシートが風よけとして活躍。人目が気になる場所では目隠しにもなるので、リラックスして過ごすことができます。
シートのサイズ
サイドシートは必須アイテムだと分かったので、さっそくサイドシートを購入することに。欲しいのはワンタッチ タープテントに取り付ける幅1.8mのサイドシートです。
しかし調べたところFIELDOORワンタッチタープテントのサイドシートは 2.5×2.5m と 3.0×3.0m だけ。1.8×1.8m用のサイドシートが無い!
でも、大丈夫。とても良い商品を見つけてしまいました。それが、「MyCamp」のグランドシートMサイズ(190cm×210cm)です。これが180cm幅のワンタッチタープにバッチリ合うんです。
「MyCamp」は2019年12月に生まれたばかりの日本のブランドです。
このグランドシートは裏面がアルミコーティングされているので、防水性はもちろん遮熱効果にも期待ができそうです。生地は太めの210Dの糸で織られているので、ペラペラじゃなくてちょうど良い厚み。
アルミペグ6本、2.5mロープ6本も付属されていて、とてもお買い得な商品でした。
サイドシートにする方法
それでは、「MyCamp」のグランドシートをサイドシートとしても使えるようにします。必要なのはハトメをつける道具一式だけ。
今回初めてハトメ付けにチャレンジしましたが、めちゃくちゃ簡単に、しかもきれいに仕上げることができたので、その方法を紹介します。
必要なもの
ハトメには「片面ハトメ」と「両面ハトメ」があります。今回は表裏をきれいに仕上げることのできる両面ハトメにしました。はじめに100均に見に行きましたが、販売されていたのは片面ハトメだけ。
100均はあきらめ、Amazonで藤原産業のハトメセットを購入しました。
セット内容は、ハトメ20組(アルミ)・ハトメパンチ・生地に穴をあける下穴ポンチ・ポンチ台。必要なものが全て入っているセットです。
ハトメを付ける位置
「MyCamp」のグランドシートには、最初から6ヶ所にハトメが付いています。(↓写真の黒丸の位置)
そして今回、白丸の位置3ヶ所にハトメを追加しました。この穴にヒモを通してタープに取り付けるためです。
ハトメ付け
まず、穴をあける位置に印をいれておきます。そしてポンチ台に生地を置きます。
ポイントは硬い台の上にポンチ台を置くこと。土台がやわらかいと、下穴ポンチに力が伝わらずに穴が空きません。僕はコンクリートの上で作業をしました。
まず、印に下穴ポンチを合わせます。
そして金づちでしっかり叩く!下穴ポンチが動かないように注意して3回ほど叩きました。
おしい!一部が切れずに残ってしまいました。
下穴ポンチでもう1回叩いてもよいのですが、ズレると穴の大きさが変わるのでハサミで切る方が簡単です。
穴が空きました。ここにハトメを付けます。
これが両面ハトメ。左が生地の【表側用】、右が【裏側用】です。
生地の裏を、見えるほうに向けます。そして下から【表側用】のハトメを入れます。
上から【裏側用】のハトメをのせます。
ハトメパンチはこの向きで。
ハトメパンチの凸をハトメの凹に合わせます。で、ギュ~ッとハンドルを握ります。
ハトメはアルミ素材なので軽くハンドルを握るだけでOK。
生地をひっくり返して確認。上手くいきました!
同じようにして、3ヶ所にハトメをつけました。
サイドシートの取り付け
サイドシートの取り付け方は簡単。ハトメにヒモを通し、タープテントのフレームに結びつけるだけ。
フレームの上部5ヶ所に、ヒモで固定します。
このような感じになりました。
幅180cmのタープテントに幅190cmのサイドシートを取り付けています。両サイドにシートを結ぶだけでは中がたるんでしまいますが、3つのハトメを追加したことで解消しました。
実際に取り付ける前はサイズ感が心配でしたが、予想以上にピッタリサイズで作ることができて満足です。
最後に
今回はグランドシートにハトメを付け、サイドシートとしても使えるようにする方法を紹介しました。
しっかりと影を作ってくれるので暑い日でも心地よくバーベキューが楽しめそうです。