加熱時間は同じ。そのあとの放置時間を変えるだけで「半熟」~「しっかり固ゆで」まで、思い通りのゆで玉子が作れます。
材料 (2人分)
卵2個
水100cc
※卵2個で作り方を紹介していますが、卵の数が増えても作り方は同じで大丈夫です。
作り方
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殻をむきやすくするため、スプーンの裏で卵のおしり (尖っていない方) を叩き、ヒビを入れる。
小さくピキッと音がしたらOK。
フライパンに水100ccと卵を入れ、フタをして強火にかける。
ボコボコ大きなと気泡が立つくらい沸騰したら、すぐに中火にする。
ここから4分計ります
ぽこぽこと表面が泡立つくらいの、軽い沸騰状態を保ち、4分加熱する。
4分経ったら、すぐに火を消す。フタをしたまま、好みの固さになるまで放置して下さい。
時間になったら、すぐに冷たい水で冷やします。
ヒビを入れたお尻の方から剥いて、出来上がり。
卵は冷蔵庫に入っていた冷たいもので大丈夫。常温にする必要はありません。
3分放置 → 半熟卵(黄身の外側だけが固まって、中はとろとろ)
10分放置 → やわらかめの固ゆで
15分放置 → しっかり固ゆで
冷やすと卵の白身が少し縮まり、殻と薄皮の間にすき間ができます。流水でむくと、すき間に水が入り込むので更にむきやすくなります。
- 〈原因は二酸化炭素〉
卵の白身部分に多く含まれる二酸化炭素は、加熱されると膨張。白身が殻の内側にベターッとひっつきます。殻と薄皮の間にすき間が無くなり、むきにくくなります
そこであらかじめスプーンで少しヒビを入れ、二酸化炭素が外に出るようにすると、白身と殻がひっつかないので殻がむきやすくなります。
卵のおしりには気室と呼ばれる空気の部屋があります。この部分だけ薄皮と殻の間に少しすき間が空いているので、この部分を叩くと薄皮を傷つけずにヒビをいれることができます。